フォーミュラカーって?
フォーミュラカーってよく聞くけどなんとなくF1みたいな車だよね?
ってことくらいしか1年前の私は知りませんでした。
そんな私がスーパーFJでレースに参戦しています。
今日はフォーミュラカーについて解説します。
①フォーミュラカーの特徴
②フォーミュラカーのカテゴリー
③フォーミュラカーの魅力
④実際に乗ってみた感想
⑤どうやったら乗れるの?
①フォーミュラカーの特徴
・タイヤにフェンダーがない。
・ドライバーズシートの上に屋根がないオープン形状。
・サーキット専用車両なので公道走行不可。
・1人乗りのシングルシーター。
・ドライバーの後ろにエンジンがあるミッドシップレイアウト。
・ほとんどのフォーミュラカーは前後にウイングがある。
・極限まで軽量化されている。
・強靭なモノコックにより安全性を確保。材質はカーボンから鉄まで様々。
②フォーミュラカーのカテゴリー
F1を頂点として数多くのフォーミュラカーレースが存在します。
そしてF2、F3、F4があります。
日本でシリーズでレースが開催されているのはこの中でF4のみ。
なので日本独自のフォーミュラカテゴリーが存在します。
日本においてのフォーミュラカーのカテゴリーはこのようになっています。
スーパーフォーミュラ
↓
スーパーフォーミュラライツ
↓
フォーミュラリージョナル
↓
↓
現在F1で活躍中の角田裕樹選手もスーパーFJからステップアップし、なんと16歳でFIA-F4のシートを獲得。
それからヨーロッパに渡りF3→F2と進んでF1ドライバーとなりました。
FIA-F4とJAF-F4の違いについてはとてもおもしろいので後日解説したいと思います。
各国で開催されていたF3シリーズは2019年に廃止となりました。
そして新たに2020年からF3に変わってフォーミュラライツが発足し、フォーミュラライツとF4の間にフォーミュラリージョナルが同年発足しています。
③フォーミュラカーの魅力
私見たっぷりに言うと、まず見た目がカッコいい。
前後のウイングやアンダーパネルなどで強大なダウンフォースを発生させながら走る軽量な車体は、見るものを魅了するだけでなくドライバーにとっても魅力的です。
より速く走ること、より安全であることを追求された機能美。
厳しいレギュレーションによりイコールコンディションが保たれ、ドライバーのスキルやチーム力が結果を大きく左右するところも魅力的です。
市販車ベースの箱車とは違って、純粋に速く安全に走るために生まれた生粋のレーシングカー。
最近ではVITAやフォーミュラエンジョイというカテゴリーも人気で、プロだけじゃなくアマチュアドライバーが趣味でフォーミュラカーを楽しむ機会も増えています。
クラッシュしても箱車と比べて修復が簡単にできるところも魅力です。
足回りやウイングが破損しても交換部品点数が少なく作業工程も少ないので数十分〜数時間後にはまた走り出すこともできます。
よほど激しいクラッシュでない限り頑丈なフレームは損傷することはほとんどありません。
④実際に乗ってみた感想
スーパーFJに去年から参戦していますが、初めて乗ったフォーミュラカーはフォーミュラルノーという車でした。
それまでは遊びで987ケイマンSでサーキットを時々走る程度でしたが、フォーミュラルノーに乗せてもらった時は天地がひっくり返るほど衝撃的な体験でした。
オートポリスでの走行で、1週目はどんな動きをするのかを確かめながら流して走って1分58秒というラップタイムがステアリングのディスプレイに表示された時は目を疑いました。
右に左に自在に曲がる。
ものすごい加速とトラクション。
強烈なブレーキ。
初めて感じるダウンフォース。
がっちりとしたボディ。
すべてが異次元でした。
ものすごいスピードで走ってるけどまだいけると思わせるスタビリティ。
もっと特殊で癖のある車だと思っていたけど、全然違いました。
とても安定感があって恐怖感を感じない車でした。
ちょっとだけプッシュして1分54秒。
速い車というのはこういう車のことをいうのだと思いました。
それまで箱車しか興味がなくGTマシンが一番かっこいいと思っていましたが、たった1セッション25分間の体験ですっかりフォーミュラカーに心を奪われてしまいました。
それからスーパーFJに乗せてもらうことになりましたが、この車は非常に難しく苦戦しています。
タイヤは細くウイングも小さいので不安定。
ドライバーのスキルがそのままタイムに出ます。
丁寧に運転しないとすぐにアンダーやオーバーが出る。
リアタイヤのトラクションに神経を研ぎ澄ませ、滑り出す瞬間を予測しながら走らせる必要があります。
エンジンはフィット用の1600ccエンジンなのでパワーは無いですが、約400キロの軽いボディと相まってとても楽しい車です。
スキルアップには最高の車だと思っています。
整備性も箱車と比べ物にならないほど良いので修理やセットアップも簡単に行えます。
それまでは1人や仲間で自走して来て、走り終わったら自走して帰るという走り方から大きく変わりました。
箱車だと高価なハイグリップタイヤと高価なブレーキパッドを消耗しながら、絶対にぶつけられないという守りの走りしかできませんでしたが、スーパーFJではタイヤやブレーキの消耗が少なく思いっきり走れるようになりました。
スーパーFJは速い人も初心者も全車イコールコンディションなので、速い人のオンボードで走らせ方を学んだり教わったりする事ができます。
箱車だとそうはいきません。
それぞれ違う車なので、タイムが伸びない原因が腕のせいなのか、車のせいなのかがわからりずらいので、スキルアップに時間がかかります。
フォーミュラカーで練習する様になってからは、もう箱車で走る気がしなくなりました。
⑤どうやったら乗れるの?
あまり知られてはいませんが、チーム所有や個人所有の車をレンタルする事で、フォーミュラカーを購入しなくても乗る事ができます。
VITAはサーキット走行の経験があれば気軽に乗れますし、スーパーFJもレンタルできます。
私が参戦しているスーパーFJ車両もレンタルです。
乗りたい方は各サーキットに相談してみてください。
車両を保有しているチームなどを紹介してもらえると思います。
ただし貸し出すかどうかは車両オーナーのスケジュールや判断によるのでまずは相談してみてください。
オートポリスではスポーツ走行枠に乗る事になるので、オートポリスのコースライセンスが必要になります。
2時間くらいの講習を受ければ取得できます。
*コースライセンスについてはこちら*
https://autopolis.jp/ap/member/introduction/
その他、国内Bライセンス以上を保有している事が条件となる場合もあると思います。
フォーミュラ4やフォーミュラリージョナルも、車両を購入またはレンタルしてレースに参戦する事も可能ですが、いきなりこのカテゴリーに挑戦するのはちょっとハードルが高いと思います。
まずはVITAやスーパーFJなどでしっかりレース経験を積んでから挑戦する方がほとんどです。
最近ではなんとフォーミュラ4の体験走行ができるようになりました。
TOM'Sが始めたサービスで、チームがフルサポートしてくれるので安心ですね。
詳しくはこちら↓
http://experience.tomsracing.co.jp/formuladriving/
今回は以上になります。
フォーミュラカーの楽しさや魅力は伝わりましたか?
今後もレースに関する情報をアップしていきますので次回もお楽しみに。
ストリートファイター2
今週のお題「やり込んだゲーム」
小学6年くらいから中学生のころまでゲームセンターにハマってました。
1990年〜1993年くらい。
毎日100円玉を握りしめて、1回50円のゲームを2回やるのが生きがいでした。
当時ブレイクしてたストリートファイター。
1も2も熱中しましたね〜
あとはグラディウスやパロディウス、R-TYPEなどの飛行機バンバン系(そんなカテゴリないやろ)も好きだったー。
時々ヤンキーから絡まれながらも足繁く通ってました。
家に帰ったらドラクエやファイナルファンタジー。
今は全然ゲームしなくなりましたけど。
やりだしたらハマりそうだからやらないようにしてます。
ゲームっておもしろいよね。
YouTubeもやっとるばい
モタチャレTVのたからっちはYouTubeで動画配信もやっています。
半年くらい前から本格的に始め、週一回のペースでレースや練習風景を配信中。
最新の動画はコチラ↓
惨敗したんかーい(笑)
現在チャンネル登録者数376名。
総視聴回数68,000回。
総再生時間5362時間。
チャンネル登録者数1,000人以上、総視聴時間4,000時間以上で収益化できるらしい。
であればせっかくなら収益化したい。
YouTubeからの収入でレースやって走りまくり生活ができれば最高ばい。
などと夢を膨らませてるけどそんなに簡単にはいかんとです。
YouTuberを目指す人は毎日更新をするらしいけど、仕事しながら毎日更新はチョット無理。
週3回配信できないかと考えてるけどそんなにネタあるのか?
編集大変じゃない?
とか考えて悩み中。
今日はここまで。
フォーミュラレース参戦記をはじめました。
はじめまして。
たからっちです。
43歳から本格的に4輪モータースポーツをはじめました。
カテゴリーはスーパーFJ。
F1を頂点とするフォーミュラカテゴリーの入門版みたいなクラス。
でもレーシングカートからプロを目指して頑張っている若手ドライバーの登竜門的なカテゴリー。
現在F1で活躍している日本人ドライバー角田裕毅選手も数年前に参戦していて、F4→F3→F2へとステップアップしてF1のシートを獲得しています。
とはいえ若手に混じってオッサンドライバーも多く、趣味としても本格的なフォーミュラレースに参戦できるためとてもエキサイティングなレースを楽しめます。
このブログではスーパーFJでのレースの模様や
練習風景などを中心にブログを書いていきます。
よかったら購読いただけると大喜びします。
今日はここまで。